忍耐・精進
「敵撃破時に回復する」というトリガーを持った新状態変化です。
忍耐はHPを、精進はPPを回復します。
精進は特に、連続して敵を撃破しながらPPを枯渇させずに進行する事を可能にする重要な効果です。
克己
「ダメージを受けるたび、自身に鼓舞/5ターンを付与」する新状態変化です。
敵の攻撃を受ける事でPP効率を改善させる他、新効果「自分にダメージを与える」カードによって克己効果を誘発させるプレイも可能です。
減った分のHPをカバーするためにHP回復やガード等も合わせて必要になり、「死なない程度にダメージを受ける」プレイングが求められるため、上級者向けのコンボと言えます。
還元・交換
「効果中はカードをプレイせず、捨てて代わりに別の効果を得る」という新状態変化です。
- 還元:捨てたカードのコスト分のPPを得ます
- 交換:代わりにカードを1枚引きます
還元は、不要なカードをPP源にして別のカードをプレイ可能にします。
交換は、不要なカードを捨てて今必要なカードを探す事が出来ます。
ただし、還元・交換はいずれも「効果値が無くなるまでは通常のカードプレイが出来ない」状態になるため、手札上限が少ない時などは使いたいカードを手放さなければならない事もあり、使うタイミングが重要です。
新カード ”アイテム”
アイテムカードは、東方伝来から導入される新カードタイプです。
これらのカードは、以下の特徴を持っています。
- コストに対して効果が大きい。
- 得られる効果は1ターンで切れるものが多い。(例外あり)
- ダメージや回復などの単体アクションを行わない。
- 使用後、アイテムカードは破棄される。
アイテムカードの性質は、DeckDeDungeon1の消耗品カードのそれにとても近いです。アイテムカードを破棄する効果は、「鍍金」によって回避可能です。アイテムカードの存在は、ゲームプレイに大きな変化をもたらします。
- 「鍍金」発動によってアイテムカードを多用し、その恩恵を最大限に受け続けるデッキを組む。
- デッキを圧縮しながら進行する際に、破棄効果なしでも使うだけで圧縮出来るカードとしてピックする。
- 単純に、デッキに合うカードがピック対象にない時に、消極的な選択としてすぐにデッキから排除できるカードとしてピックする。
カード単体では攻撃が出来ないため、デッキ構築時には全てのカードをアイテムで構成させず、その一部をアイテムカードにするような形になります。
次回第4回は、拡張パック「東方伝来」で新規導入される状態変化「開眼・血刃・返還」を解説します。また、アイテムカードとは別の「デッキ枚数を増やす」事で恩恵が得られる新しいカードについて解説します。
第4回の掲載は1/26(火)を予定しています。お楽しみに!