攻撃面を考える
「いかに死なないようにするか」の次は、「いかに早く敵を倒すか」を考える必要があります。
防御面同様、深層では敵のHPも多くなり準備されていないキャラクターでは十分なダメージを与える事ができなくなってきます。
敵撃破に時間がかかりすぎると、それだけ敵の危険な行動を許してしまい、ゲームオーバーのリスクが高まってしまいます。
また、単純に敵を倒すのが速くなれば、プレイは快適になり、ミッション達成効率も良くなります。
本章では、いかにして攻撃面を実現していくかを解説します。
高威力のスキルを使う
一番簡単なアプローチです。クールダウンが長く、威力の高いスキルを採用する事で、瞬間的な火力を高めます。
しかし、これだけでは十分とは言えません。(当然、一度使えば次の使用まで時間がかかります)
そこで、後述のような方法を選んでいきます。
基礎パラメータを高める
「きんりょく」や「しんこう」などのパラメータは、装備品に複数付与されることがあります。
こうして複数のパラメータ上昇を重ねる事で、スキルの火力は飛躍的に高まります。
拾得装備をリロールするだけでできるので、割と簡単で、初心者でもできる方法です。
リロール回数を増やす「れんきんじゅつ」を持つなどで、実現しやすくできます。
クールダウンを減らす
スキルやアビリティの効果で、スキルのクールダウンを減らす事ができます。
- スキル「クイックドロー」 ランダムなスキルひとつのクールダウンを-1します。対象スキルがひとつしかなければ、必ずそのスキルのクールダウンを減らせます。
- アビリティ「おおわざつかい」 クールダウン5以上のスキルのクールダウンが-1されます。効果を重ねればさらに最大-3まで減らせます。
- くのいちのアビリティ「とんこうじゅつ」 すべてのスキルがクールダウン状態なら、クールダウンが早く減るようになります。クールダウンの長い大技だけでスキルセットを揃えて、「にんじゅつ」でそれらのスキルを同時に放つことで高回転率で高火力スキルを連続使用できます。
スキル威力を上昇させるアビリティを使う
- アビリティ「ごうりしゅぎ」 スキルが複数の効果を持っていると威力が上がるアビリティで、スキル「はじける」や「マーシャルアーツ」など攻撃回数が多いスキルとの相性が抜群です。
- アビリティ「あらし」 ダメージを与えるたび敵の防御力を下げます。上述の「ごうりしゅぎ」と合わせれば、見る間に爆発的なダメージを出せるようになります。
- スキル「しんたく」 職業「ヴァルキリー」のトレードマークとも言えるスキルで、使うたびに基礎パラメータが増えていきます。クールダウンを減らすか状態変化を延長する事で、パラメータを倍々に増やしていけるようになります。
命中率を上げる
どんなに威力の高いスキルでも、命中しなければダメージになりません。
直接攻撃スキルはそれぞれ命中率が設定されており、当てづらいスキルはそれだけ不安定です。
命中率を上げる方法によって、こうしたスキルでも安定してダメージを与えられるようになります。
- アビリティ「めいちゅう」 基本のアビリティです。命中率の単純な底上げが可能で、汎用性が高いです。
- アビリティ「そげきしゅ」 直接攻撃スキルが必中になりますが、代わりにクールダウンが+1されてしまいます。このデメリットを何らかの方法で相殺できれば、非常に有効な選択肢になります。
- スキル「タックル」 いくつかのスキルは基礎命中率が高かったり、あるいは必中するものがあり、このスキルも必中スキルのひとつです。
クリティカル率・クリティカルダメージを上げる
クリティカル時、スキル威力は+100%されます。アビリティ「きゅうしょ」でクリティカルの確率を増やし、アビリティ「ねらいうち」でクリティカル時の威力上昇率を上げる事ができます。
そしてさらに、クリティカル時にはダメージの上限が無視され、アビリティ「げんかいとっぱ」なしに最大9999999ダメージを与えられます。
継続ダメージを使う
「けいぞくダメージ」は、直接攻撃スキルに比べて威力が高いものが多いです。重ねがけしていく事で、結果としてターン辺りに与えるダメージが多くなります。
「おせん」などの状態異常を合わせて使えば「ていこう」で無効化もされにくくなるため、命中精度の面で安定性が高いです。さらにアビリティ「どくの ちょうごう」があれば、けいぞくダメージは抵抗されなくなります。
遅延ダメージを使う
「ちえんダメージ」は継続ダメージよりさらに威力が高く、デメリットを解消すれば非常に強力な攻撃手段になりえます。
「ちえんダメージ」の最大の問題点は発動までに時間がかかる事であり、例えば「たんしゅく」で効果発動を早めたり、効果発動までの間を防御スキルで時間稼ぎしたりする事で有効に活用できます。
反射ダメージを使う
「はんしゃ」は敵の攻撃が必要という条件ながら、高い威力を持ちます。装備能力から手軽に稼げるのも強みのひとつです。序盤の敵なら、「はんしゃ」だけで勝手に死んでいくほどです。
「はんしゃ」の活用法として最もポピュラーなものは、職業「ドラグーン」が持つスキル「げきりん」です。このスキルを使ったターンは、スキルを使うたび現在の「はんしゃ」と同数のダメージを敵に与えます。このとき、ターンが経過しない「Tスキル」を複数連続使用する事で、瞬間的な火力も高くできます。防御面の確保と火力が両立できクールダウン1で毎ターン使用できるスキル「ディフェンシブ」がドラグーンには特に人気です。
最大HP依存技を使う
防御面との両立が可能な点で安定性が高い方法です。
様々なアビリティを重ねて最大HPを高め、「オーラキャノン」などの自身のHPによって威力が変わるスキルを使って高火力を実現します。
このビルドの欠点はHPが減ってしまうと火力も落ちてしまう事で、回復手段も持った方が安定します。
石化で倒す
特殊なアプローチです。
石化は100%以上になると即死する状態異常であり、これを敵に与える事で撃破していきます。
ただし、通常の石化スキルはクールダウンや効果量に問題があり、それ単体ではそのまま使っても安定して石化させ続けられるものではありません。
クールダウンを減らしたり、付与効果量を増やすなど、石化のためのキャラ作りが必要になるでしょう。
さらに
ここに挙げた方法以外にも、様々な攻撃手段が存在します。