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前回に引き続き、2022年秋リリース予定のBuriedbornes2で導入される新システムの一部をご紹介いたします。
ブレイブ
Buriedbornes2で登場する新たなギミック、それがブレイブです。
キャラクターは最大3ポイントから成るブレイブを持ちます。
実行したアクションに応じてブレイブが加算され、最大値に達したとき、すべてのスキルが「バースト状態」に移行します。
バースト状態のスキルは通常のスキルよりも強力で、例えば1ターンだけダメージを軽減するガードであれば効果時間が延長されたり、命中率が低い旋風剣であれば高命中化したりします。
スキルによっては、全く異なる効果に変化するスキルもあります。
- 例) メテオスウォーム
- 通常時、使用することで短時間のバフ「星の瞬き」を得ます。
- バースト状態で使用すると、バフ「星の瞬き」の数に応じて攻撃回数が増加する強力な魔法攻撃になります。
- 「星の瞬き」をチャージする、ブレイブを得る、この2ステップが必要になるコストに見合って、メテオスウォームの威力は絶大です。
スキルの種類によってブレイブの加算量は異なり、主にターン消費する防御スキルはブレイブ加算が多い傾向にあります。
ブレイブの活用方法が、ビルド構築の新たな軸になるでしょう。
スキルモード
一部のレアリティが高いスキルは、複数のモードを持つものがあります。
特定の条件下でスキルを使用することでスキルが別のスキルに変化し、効果が全く別のものに変わります。
2つのモードを行き来することで、出力に緩急をつけたり、得られる効果を変えることができます。
- 例) アイスストーム
- 通常時、継続ダメージとスローを与える攻撃魔法として機能します。
- バースト状態で使用することで、攻撃後にスキルが「ストームアイ」に変化します。
- ストームアイ
- ストームアイは、スキルとして保持しているだけで常時敵と自身にスローを与えるスキルです。これは使用せずとも適用され、レジストされません。
- ストームアイを直接使用することで、スキルが「アイスストーム」に戻ります。このときには攻撃効果は発動しません。
- アイスストームは2つの顔を持つことになります。ストームアイは自身が受けているスローをメリット化するような固有能力と相性がよく、そうした能力を得るまではアイスストームが汎用性の高い攻撃魔法としても機能します。ストームアイとして運用する場合は使用回数の考慮がほぼ不要になるため、ビルドに求められる能力も変化します。
モードを持つスキルは管理の複雑さから熟練プレイヤー向けになりますが、上手く活用できれば多様なシチュエーションに対応できる汎用性の高さを持ちます。
スキルマスタリー
前作のスキルレベルに相当する新システムが、スキルマスタリーです。
各スキルは、それぞれ長く使用し続けることによって熟練度を獲得します。
これらが100%に達すると、スキルが「マスター状態」に移行します。
「マスター状態」のスキルは、「バースト状態」とは異なる形でスキル効果が強化されます。
- 例) ガード
- 通常時、1ターンだけ50%のダメージを軽減する。
- バースト時、効果が3ターンに伸びる。
- マスター時、効果量が80%に増える。
- マスターかつバースト時、 3ターンの間、80%のダメージを軽減する。
他にもクールダウン減少や使用回数上限増加、追加効果発動など「バースト」と「マスター」それぞれの面から各スキルは強化されます。
熟練度を獲得するには相応の時間が必要ですが、それらを短縮するための能力も複数登場します。
ビルド構築の過程においてはそうした育成寄りの能力が重要ですが、必要なスキルをすべてマスターした後には不要になります。
新召喚システム
Buriedbornes1において、召喚は「追撃追加」「シールド獲得」によって表現された、擬似的な概念でした。
Buriedbornes2では、実際に呼び出したものが現れ、あなたの代わりに戦うようになります。
召喚を行うと、召喚されたモンスターを操作するモードに切り替わります。
スキル欄は一時的に召喚したモンスターのものが表示されます。(そして、
いつでも自分自身に戻れるように 、最後のスキルは多くの場合「送還する」コマンドになります。)
サモンゾンビやサモンドラゴンなどBB1でもお馴染みの召喚スキルだけでなく、「直前に倒した敵を一時的に使役する」、「自分のクローンを戦わせる」などの特殊な召喚スキルも登場します。
召喚された存在はミニオンと呼ばれ、ミニオン強化能力も複数登場します。
ミニオンを操作不能にする代わりに強化する能力はとても便利な自動戦闘手段になりますが、勝手に「送還」を使ってしまう可能性もあるでしょう。
ダンジョン構成・フロア構成
Buriedbornes1ではすべてのダンジョンが一律無限フロア踏破可能な形となっていました。
Buriedbornes2では、各ダンジョンは原則、数十フロアを上限としています。(ダンジョンによって異なります)
難易度が高いダンジョンほど、目標フロアが深くなります。
各フロアは数層から成る部屋で構成され、各部屋には複数の敵やイベントが配置されています。
フロアの最終層では選択可能なすべての部屋にボスが配置されており、その先の部屋が出現しないため、ボスは事実上回避不能となります。
同フロアで延々とスコアを稼ぐようなプレイも不可能になるため、より高いスコアを目指す場合は、極力リスクの高い部屋を選んで進む必要があります。
エンドコンテンツ「楔石」
無限フロアがなくなりますが、その代わりに導入されるのがエンドコンテンツとなる「楔石」です。
各ダンジョンは、通常モードとは別に、「楔石」を使ったエンドコンテンツ用のモードがあります。
このモードでは、プレイヤーが高難度ダンジョンでドロップ・入手した「楔石」を最大5個まで使用することで、「ダンジョンの拡張」を行うことが可能です。
楔石を使用されたダンジョンでは、本来のそのダンジョンの持つ特性を維持しつつ、楔石のレベルに応じて目標フロアがさらに深くなり、楔石が持つ様々な追加特性も適用されます。(例えば、エリート出現率が上がる、常時スキルクールダウンが増加するなど、楔石の種類によって特性は多種多様です)
「楔石」を使用すれば、通常モードでは到達不能な深層への挑戦が可能になり、また深層に行くほどより高レベルの「楔石」がドロップするようになります。
「楔石」モードでプレイする、高レベル「楔石」を獲得、その「楔石」をセットしてさらに深層に挑戦していく…
この繰り返しによって、プレイヤーは自身の限界とスコアランキングに挑める他、より強力なラボパーツを集めるトレジャーハントも楽しめます。
より高いスコアを目指す上では、どのベースダンジョンにどの「楔石」を使い、どんなビルドで挑戦するか、といった考察も重要になるでしょう。
2022年春頃にはベータテストを開催予定です。
それまでに、段階的にBuriedbornes2のゲームについて紹介していく予定です。
詳細やアウトゲームの仕様、スクリーンショットなど、明かせない情報は多いですが、Buriedbornes2がどんなゲームになるか、色々と予想していただけたら幸いです。
これからもNussygameとBuriedbornesシリーズをよろしくお願いいたします。