開発者レター 2023年6月

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開発者レター一覧

2023年5月の開発状況

Buriedbornes v3.9.15

B100X v2.0.5, v2.0.6

(v2.0.6は6月1日にリリース予定です)

B100Xでは、v2.0.5から画像・音声データをアプリ本体に同梱するようになりました。

これまでは、400MBほどの外部データを、ゲーム初回起動時にダウンロードする仕組みを取っておりましたが、この形式はユーザのプレイ環境によっては接続状況などにより正常な起動を阻害してしまう原因となっておりました。

今後は、新しい仕組みによりダウンロード時の問題を回避できる見込みです。

Buriedbornes2 開発

4/5月中は、開発時間の大半をBuriedbornes2の開発作業に割くことができました。

これにより、Buriedbornes2開発はかなり進捗して、現在おおよそ完成率3割ほどのところまで進んでおります。

7~10月にも集中した開発を行い、年内の完成を目指して参ります。

2023年6月の開発予定

B100X v2.1.0開発

Buriedbornes2リリース前に、B100Xの大型アップデートを1回行う予定です。

次回アップデートでは、新ゲームモード導入から初のアップデートになり、2つのゲームモードと、新ジョブなどの多数のゲーム内コンテンツを追加予定です。

v2.1.0は、2023年秋頃にリリース予定です。

Buriedbornes2 新情報

今回は、Q&A形式にてBuriedbornes2をご紹介させていただきます。

Buriedbornes2はどんなゲームですか?

Buriedbornesシリーズの続編です。

好評をいただいている前作の世界観、ゲームプレイはそのままに、様々な要素が大幅に刷新された新作になります。

PC/Android/iOSでのリリースを予定しております。

詳しくはこちらをご覧ください。

前作から、どう変わりますか?

Buriedbornesは、手軽に、いつでもどこでも、自分のペースで、簡単な操作で、ローグライトとハックアンドスラッシュの奥深い面白さと緊張感を楽しむことができるゲームを目指して開発されたタイトルです。

Buriedbornes2(以下、BB2)では、このコンセプトをさらに追求するため、多くの点で前作とは異なるシステムが採用されています。

今回の開発者レターでは、その一部をご紹介いたします。

魔石


BB2では、魔石はキャラクター固有の通貨となります。

つまり、アカウントでは保持せず、各キャラクターが個別に保持する通貨となります。

魔石はドロップアイテム・スキルのリロールやクラフトに消費され、深層攻略ではその冒険中にどれだけ魔石を稼ぐかも重要になってきます。

魔石は撃破したモンスターから入手できますが、強力なエリートモンスター(前作のへんようモンスターに相当)はより多くの魔石をドロップします。

リスクを冒して魔石を多く集めるか、安定を重視して敵の少ないルートを通るか、選択が求められます。

ユニオン

BB2で、ユニオンはプレイサイクルの中核となるコアコンテンツになります。

プレイヤーは常にいずれかのユニオンに所属し、ユニオンが提示する任務を達成することでユニオン信頼度を獲得したり、ユニオンオーダーと呼ばれるプログレッションを進めることで様々な報酬を獲得できるようになります。

所属ユニオンはいつでも変更可能ですが、全てのユニオン任務を同時に進行することはできず、作成された冒険者は、現在所属しているユニオンの所属キャラクターとなります。

ユニオンごとに特徴があり、任務やオーダー報酬などが異なります。

また、フレーバーやロールプレイ・世界観やストーリー理解をより深める役割も担っています。

ユニオンは多数登場し、大型アップデートでさらに追加されていく予定です。

インベントリアイテム

BB2では、BB1のキャンプアイテムを元にデザインされた「インベントリアイテム」が登場します。

  • 各キャラクターは、最大5つまで所持可能です。戦闘中には使用できず、部屋移動中にのみ使用できます。
  • ダンジョンで手に入れたインベントリアイテムは地上の倉庫に持ち帰ることができ、次のキャラクターで冒険を開始するときに、ダンジョンに持ち込むことができます。
  • 持ち込みはデフォルトで1つまでですが、カバンを使うことで最大5つまで持ち込み可能になります。
  • ダンジョンで敗北すると、所持しているインベントリアイテムを失ってしまいます。(冒険中に地上に送還したり、死亡時に自動で地上に送り返すアイテムもあります)
  • 多くのインベントリアイテムはユニオンから入手可能ですが、ダンジョンドロップでしか手に入らないレアアイテムも存在します。もちろん、無事に持ち帰れるとは限りませんが…

キャラクターカスタマイズ

BB2ではラボパーツも刷新され、新たな育成システムに生まれ変わります。

パーツは頭部・左腕・右腕・左脚・右脚の5部位に分かれており、冒険を終えるたびに1つだけパーツを持ち帰ることで、セットアップ(種族×職業)別に強化していくことができます。

最終的にそのセットアップでどのようなビルドを構築していくかを考えながらパーツを選んでいくことが重要になります。

BB2における契約は、BB1とは全く異なる新システムになります。

通常、ダンジョンで手に入る装備品やスキルなどはリロールによって選択されますが、契約はそれぞれ複数のクラフトメニューを提供し、より意識的なビルド構築を可能にします。

どの契約を組み合わせるかは、目指すビルドやプレイスタイルによって様々です。

レアリティ

BB2において、レアリティは重要な要素になります。

BB1で「伝説の武具」と呼ばれていた装備も、BB2では複数のレアリティで表現されます。

すなわち、出現率が高く入手頻度もそこそこの★5から、めったに手に入れることのできない★6、そして何十時間プレイしても一度出会うか出会わないかという最高レアルティ★7の、3つの層に分けられます。(★1~4は無銘の装備品です)

スキルやルーン、インベントリアイテムについても、同様のレアリティ設定が用意されています。

後述する制作方針の1つ「アドリブと計画性、双方を活かすことができる」という点を実現すべく、レアリティデザインは注意深く行いました。

★5のアイテムは安定したパフォーマンスを誇り、契約によるクラフトも可能なため、確実に入手できるため、ビルドのコアとして機能します。

★6~のアイテムは、入手手段がダンジョンでのランダムドロップに限定されるため狙って入手することが難しく、尖った性能のものも多いですが、上手くビルドにマッチすれば★5までのアイテムを超える力を発揮するものも多いです。

本来計画したビルドを忠実に実現するか、あるいは偶然得たチャンスを活かしビルドの調整・変更を行っていくか、プレイヤーの手腕が問われます。

また、プレイの中でたくさんの発見や驚きが長く楽しめるよう、★6~アイテムは単なる低レアリティの上位互換ではなく、より個性的で他のアイテムでは実現できない効果を用意しています。

前作からの引き継ぎはできますか?

上記のように、大幅なシステム変更が伴うため、BB2は前作の拡張版などではなく、完全な新作となります。

このため、BB1→BB2へのセーブデータの引き継ぎは行うことはできません

購入済みゴールドシャードのみ、未使用分を前作からBB2へ移行する機能を提供予定です。

「むげんの やみ」などの、強力なアイテム類はBB2ではどうなりますか?

BB2ではレベルデザイン・バトルデザインを完全に1からやり直しているため、前作の多くの要素は、名前こそそのまま使われているものが多いものの、それぞれが全く異なる要素として登場することになります。

例えば、無限の闇は「この装備品の空きスロットに、他装備品の固有効果を吸い取る」という効果に変わっていたり、ダイアモンドダストは「有効化すると、解除するまでスタンを撒き散らす」スキルとして再デザインされています。(開発中の仕様のため、この内容から変更される可能性はあります)

幾つかの固有能力は前作に比べてマイルドになっていますが、その一方で後日紹介予定のスキルルーンにはこれまでと同等かそれ以上に強力な要素が多く用意される形を取っています。

こうしたBB2における再デザインは、以下のコンセプトを元に行っています。

  • Buriedbornesシリーズの魅力である「冒険者が劇的に強くなるような要素」そのものは無くさない
  • その上で、どれか1つの要素に依存せず、複合的な組合せ・構成全体で強さが実現されるようなバランスを目指す
  • ユーザがそれぞれ自分だけのビルドを考えられる余地を与える
  • アドリブと計画性、双方が活きてゲームの攻略に幅が出るようにする

来月の開発者レターでは、Buriedbornes2におけるビルド構築のコアとなる要素「スキルルーン」「スキルモード」「自動使用」「屍体改造」について紹介させていただきます。

また、この他にもBuriedbornes2について「この点はどうなるのか?」など気になる点がありましたら、お気軽にご質問くださいませ。可能な限り、こうした記事などでご説明させていただきます。

これからも、Nussygameをよろしくお願いいたします。

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