「ブレイブは溜まったが撃ちたいスキルがクールダウン中だった」など、「使いたくないスキルを撃たないとターンを終了できない」という点がBB2でも問題となっていました。

そこで、使用回数を気にせずに、いつでも使用できて、ターンを経過させられるスキルとして、多種多様なフリースキルを導入しました。

• クールダウンが常に1 (スローの影響を受けない)
• 使用回数上限なし (ただし、他スキルの回数合計が0になったら敗北)
• 使用すると、必ずターンが終了する

フリースキルを持てば、どんな状況でもターン調整が容易になります。一方で、フリースキル自体は攻撃性能を持たず、性能も通常のスキルに比べて低いため、高性能なスキルとどちらを採用するか、トレードオフとなっています。

インベントリアイテムシステムは収集要素として機能した一方で、ベータテスト中には「持ち帰る枠を空けておくために、持ち込みを避ける傾向にある」という問題が確認されました。

新たに導入された宝箱システムによって、所持枠を圧迫することなくダンジョンで手に入れたインベントリアイテムを持ち帰ることができます。(インベントリアイテムは5つまで保持できますが、宝箱は最大99個まで所持可能)

入手した宝箱はレアリティだけが確認可能で、中身は生還してからのお楽しみです。途中で死亡してしまった場合は、蘇生しない限り手に入れた宝箱をすべて失ってしまいます。

持ち帰れたアイテムは、次回の冒険で持ち込んで活用しましょう。

新ラボパーツシステムは長期的な育成システムとして楽しいものに仕上げられた一方で、現在のセットアップ(種族×職業)にマッチしないパーツがドロップしたり、新たに解放したセットアップを試すために育成に時間がかかってしまう・億劫になって避けられてしまう問題が確認されました。

冒険終了時に手に入るラボパーツの適用先を任意のセットアップに変更できるようになったことで、例えば十分に育ったセットアップで手に入れたラボパーツを新たに試したいセットアップに適用して育成したり(いわゆるパワーレベリング)、他のセットアップで採用したいラボパーツが手に入ったときにはそちらに回したり… といった事が可能になりました。

ランダムな5つのノードから1つを選択する屍体改造システムでは、非常に強力な能力を何度も重複して取得してしまえることがベータ中のバランス問題になっていました。一方で、毎回ランダムな能力から選択する形になった場合、育成がアドリブに偏ってしまい、計画性が乏しくなってしまいます。

アドリブと計画性のバランスを両立するため、屍体改造はスキルツリー形式の「屍体改造ボード」システムに改修しました。

ボード構成自体はキャラクター作成するたびにランダム生成されるため同じ能力だけを取り続けられない上に、取得済みノードの周辺のみ可視化されているので、見える範囲で能力取得順の計画を立てつつ、アドリブで取得順を調整できるシステムになっています。

インベントリアイテムの積極利用を促進するため、ユニオンオーダー報酬から掘り出し物ラインナップをアンロックできるようになりました。

一度アンロックされたアイテムはいつでも専用通貨で購入することができるので、なくなることを気にせずにアイテム持ち込みを試すことができるようになっています。